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慶應大が医学の原点学ぶ 無医村地帯で医療活動

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慶應義塾大学医学部・国際医学研究会による『第36次派遣団』が、医療資源のない場所で医学の原点を学ぶことを目的に、インディオの部落やアマゾンなどで医療活動に励んでいます。

今回の参加者は、6回生の松井一晃さん、高見澤重賢さん、金森洋樹さんと引率者の黒田達夫教授。7月中旬に日本を発ち、メキシコ、ペルーを経て7月27日にブラジル入りしました。当地では、サンパウロ州立大学の肥田ミルトン教授が初回からコーディネーターを務めており、約1カ月半の実習計画は、3人が自分たちの関心に応じて組んだそうです。

初めにクイアバ市にすむシャバンテ族の部落を訪問後、フォルタレーザ市の小学校で約500人の生徒の健康診断を行いました。

現地では、サンタ・カーザ医科大学の学生と「日伯医学生会議」を開き、両国の医療事情について意見を交換。マナウス市では、巡回診療船に同乗し、アマゾン流域の無医村地帯で診療活動を行います。

松井さんは「ブラジルでは5、6年生のうちから、学生が医療チームの一員として実習していた」と日本の制度との違いに言及。高見澤さんは、子どもの純粋さに触れ、「物は少ないが心は豊かな国」との印象を語ったそうです。金森さんは結核の罹患率に着目し、「罹患率が高いのは、結核にかかっても働き続けないといけない貧困や、国の制度に原因があると分かった」と話し、それぞれ実習の収穫に充実の表情を見せていたとのことです。

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