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山形大が三菱電機、東芝と共同研究 重粒子線がん治療装置開発に着手

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山形大学が8月6日に医学部への導入を目指す重粒子線がん治療施設を三菱電機、東芝の2社と共同で次世代型装置の開発に着手したと発表しました。海外への普及を見据えて省エネ、省スペース化の研究を進めています。研究開発の期間は2014年度までの2年間を想定しているそうです。

同大が開発を目指す次世代型装置は、消費エネルギーの削減、施設の省スペース化、操作の簡易化、廃棄物ゼロ―などが特徴で、普及のネックになっている課題を解消するために作られます。

従来型は未使用時も電源を入れている状態でしたが、照射に必要な時だけ電源を入れられるようにすることで運転時間の最大7割減を目指します。消費電力は2割減を目標とし、省スペースに関しては、現在は平面で動いている重粒子線を立体的に動かすことなどにより施設面積を縮小します。 

装置の技術開発に向けた事業費は7億2千万円で国の12年度補正予算に計上されています。現在、国内で重粒子線がん治療施設があるのは群馬大など4カ所のみです。

共同研究を行うメーカーの選定には3社が応募。プレゼンテーションを経て、評価が高かった2社を選んだとのこと。今後、2社が装置を部分的に試作し、省エネ化、省スペース化を図るために必要な研究を行います。

結城章夫学長は同日の定例会見で「2014年まで2年間は研究開発をする。そこで成果が出れば本体建設に進む可能性が開ける」と話し、設置準備室長の嘉山孝正学長特別補佐は「海外への普及を考えると小型化が必要。山形モデルを開発したい」と述べたとのことです。

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