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東京大学医学部附属病院 最高レベルの医療 患者の立場で提供

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東京大学医学部附属病院腎臓・内分泌内科は慢性腎臓病の治療や研究で国内トップレベルの実力を持つと言われています。

慢性腎臓病の原因は複雑で、慢性腎炎や多発性嚢胞腎(のうほうじん)などの腎臓そのものの病気だけでなく、糖尿病や高血圧、内分泌疾患など多岐に渡るそうです。現在、慢性腎臓病の患者は国内で1300万人と推計されています。

腎臓は、体内の老廃物や余分な水分を排出するだけでなく、赤血球を作るホルモンなど、たくさんのホルモンの調節にも関与しており、機能が停止すると命に関わるのは周知のことです。機能が徐々に低下する慢性腎臓病では、心筋梗塞や脳卒中などの合併症も引き起こしやすくなってしまいます。  

東京大学医学部附属病院腎臓・内分泌内科は、腎臓病だけでなく内分泌疾患の専門医をそろえ、循環器内科や糖尿病・代謝内科、泌尿器科などと密な連携体制を整えているのが特徴です。定期的なカンファレンスでの情報交換や、主治医以外の医師も診察しやすい混合病棟など、同病院ならではのシステムを最大限生かしています。

同科の南学正臣教授(49)は、慢性腎臓病治療のスペシャリスト。臨床のみならず、腎臓機能の低下に酸素不足と酸化ストレスが関与するメカニズムを解明し、予防にいかにつなげるかなど、数多くの研究も手掛けて成果を挙げています。

南学教授は、腎移植はもとより、血液浄化療法部長を兼務しているので、さまざまな透析治療も実施。自宅で透析治療を行える腹膜透析も、日に数回、あるいは、夜間のみなど、最新の医療機器でライフスタイルに合わせた対応を可能としているそうです。

このした腎臓病患者のQOL(生活の質)を向上させる一方で、通常の治療ではコントロールが困難な腹水に対し、先端技術を導入して治療を行うなど、腎臓病以外の患者に対しても特殊な血液浄化療法を行っています。治療が難しいと言われる病状にも、新たな技術で立ち向かっているようです。

「医師だけでなく、看護師やメディカルエンジニアなどスタッフの技術も意識も高い。当院のミッションは、最高レベルの医療を患者さんの立場に立って提供することにあります。当科でもそれを実践し続けているところです」と南学教授は語っていました。

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