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熊本大学 研究医育成のため「柴三郎プログラム」実施

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熊本大学が基礎研究医の養成に力を入れています。
高校生へ医学研究の体験や、大学で大学院の単位取得を可能にするなど、大学院での研究者を増やすのが目的となっています。破傷風菌の純粋培養法を確立したことなどで知られる小国町出身の北里柴三郎のような人材を育てようと、「柴三郎プログラム」と名付けたそうです。
熊大医学部などによると、大学卒業後に医療機関での臨床研修(2年以上)が2004年から義務化されましたが、研修後に大学院に進んで研究を続ける人は全国的に減少しているとのこと。
このプログラムの実施にあたり、熊大医学部は同学部に入学実績のある県内の高校に呼びかけ、8月に説明会を開いたところ46人が参加。高校生はネズミの手術やIPS細胞にふれるなどの体験をし、このうち8人が放課後や週末に大学で研究を続けています。同大は「研究の機会や設備の提供で研究心を植え付けたい」と話していたそうです。
同プログラムでは、医学部で大学院の単位を取得する飛び級を可能にしたり、選考の上、大学院の入学料と2年間の授業料計130万円を免除。こうした環境作りで高校、大学、大学院で研究を継続しやすくし、研究医の育成につなげています。
熊大は文部科学省の事業に応募し、全国で10大学、九州では唯一採択され、今年度から5年間で計1億円の予算がプログラムに認められました。
医学部の入試では14年から面接も導入し、人物面も評価対象にする方針。医学部の富沢一仁教授は「北里柴三郎博士のように人類に恩恵を与え、世界で活躍する研究医師の育成を目指したい」と語っていたそうです。

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