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島根大付属病院 食物アレルギーの新たな治療法を開始

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17日、島根大医学部付属病院の小児科で、食物アレルギーの患者に、原因となる食物を少しずつ与えて慣れさせる治療法「経口免疫療法」を新たに開始しました。同病院では、臨床研究として5年間で計50名程度の治療を予定しています。

食物アレルギーは、牛乳、小麦、卵、エビ・カニ類など身近な食物が原因物質となっていて、特定の食物を食べると、発疹や下痢、嘔吐などの症状がみられます。重度の場合は呼吸困難や意識障害などの「アナフィラキシーショック」が起こり、命に関わることもあるそうです。

この治療法は、1~2週間、入院した子どもが少量の原因物質を食べ始め、医師と看護師がアレルギー反応が出ないことを確認しながら摂取量を少しずつ増やしていき、退院後は給食や普通の食事が摂れるようになるまで追跡するというもの。治験は、牛乳アレルギーをもつ8歳男児と5歳女児を対象に行われ、0.1mlからスタートし、男児は200ml、女児は50mlまで増やすことができたそうです。

同学部講師の竹谷健医師は、「この治療法を確立させ、家族と子どもの生活の質の向上を目指す」と話しました。

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