「直前対策」といっても本当の試験直前ではなく、基礎固めが終わった夏以降~試験本番までの期間の対策を指しています。この時期に改めて受験する大学を見直すらしいのですが、そこにもいくつかのポイントがあります。

ポイント1 得意科目・不得意科目を把握する

医学部受験の合否は全教科の合計点で決まるため、自分が得意な科目と不得意な科目をしっかり把握することがカギとなります。大学によって出題内容は異なり、特に私立はその大学特有の傾向があるため、出題傾向が自分の得意・不得意とマッチしていれば、合格する可能性も格段に上がるそうです。科目によって配点も違うため、得意科目の配点が高く、不得意科目の配点が低ければ合格する確率はさらに上がりますよね。偏差値だけで受験校を決めてしまうと、場合によっては偏差値は足りていても合格点が足りずに不合格になっている場合もあるんだとか。逆を言えば、偏差値は届いてなくても、出題傾向をきちんと把握してしっかり対策を取れば合格できるかもしれないのです。

ポイント2 試験日程はしっかりチェック

さらに、直前対策で考えるべきことに各大学の試験日程があります。各年度ごとで異なるようですが、一次試験、二次試験も試験日程が重なっている大学がいつくかあるらしいのです。3校同じ日に試験が実施されるということもあるので、いつどの試験を受けるのかはきちんと計画を立てないと、とんでもないことになります。試験日程も連続しているので、どの大学を選ぶべきか迷う場合は、予備校の先生などに相談するのが良いと思います。

ポイント3 面接や小論文対策はしっかりと

医学部受験において、面接や小論文対策を心配している人は多いのではないでしょうか。予備校講師の方によると、願書の志望動機の書き方が分からないといった受験生もいるそうです。

試験での面接や小論文の得点を占める割合は5~10%程だとか。しかし、だからといって対策を取らなくても良いというわけではなさそうです。なぜなら、医学部受験での学科試験の点差は大きく離れていることはないらしく、1点の差で合否が決まることは珍しくないとのこと。ということは、面接や小論文の5~10%の重要性が理解できてくるのではないでしょうか。

受験生の中には、筆記の自己採点では満点に近い点数だったにもかかわらず、面接が原因で落ちた人もいるそうです。逆に、学科試験の点数はあまり良くなくても面接が良かったため医学部に合格した受験生もいたと聞きます。このことからも分かるように面接や小論文は軽視できないものとなっています。