自習は授業進度に合わせれば無駄がない

医学部受験合格のためには、学習したことは1回では定着させられないので、過去に遡って復習することが大切です。しかし、一人で勉強する場合は、計画的に復習を織り交ぜて勉強してくことは難しいでしょう。
また、予備校の講師が行う授業で学んでいても、その時間は1日の半分ほどしかないため、自分でも復習が必要になります。しかし、闇雲に復習していたのでは効率的とは言えません。では、どう学習すれば効率的になるのでしょうか。

せっかく予備校などで計画的に受験勉強をしているのですから、それをベースにして自習を進めていくべきだと思います。予備校は予備校、自習は自習と学習内容やリズムを変えていては、時間の無駄になってしまします。

個別指導の予備校の場合、一人ひとりの定着度を確かめながら、宿題という形で無駄のない自習を提示してくれるところもあります。1、2カ月前に学んだ範囲からも復習するのが望ましいです。それらの宿題や予備校での復習をこなしたら、予備校の授業進度に合わせた演習問題を解いてみましょう。そして、必ず演習した時にできなかった箇所の確認をして、解説を読んで解き方を理解することが目標です。
そして、理解できなかった解説はなるべく早く講師やチューターに質問して、理解・納得するようにしましょう。この積み重ねが実力となるのです。

自習室を積極的に活用

どんなに優秀な生徒も24時間勉強に集中できるわけではありません。逆に言えば、集中してある程度勉強したら、一旦間をおいてリラックスするというメリハリが大切です。
人間の身体は本人の意志とは関係なく、環境に順応してリラックスしてしまいます。そのような場合は、それを逆手にとって、集中する場所、またはリラックスする場所を決めて、身体を慣らしていけば楽なのではないでしょうか。

その良い例として、予備校の自習室の活用があります。家ではテレビやマンガ、ゲームなどの誘惑があり、家族の話声が聞こえるなど、勉強に集中できる環境とは言えず、学習効率が上がらないということもあるでしょう。そういった場合は、家をリラックスする場所としてしまうのです。ですが、家にいる間は全く勉強しないということではありません。一度覚えたことを再確認するような勉強は、適度にリラックスしながらの方が良いこともあります。自宅での学習はその時間にするのです。

家ではリラックスながら勉強し、集中して勉強するのは自習室でしましょう。医学部受験専門予備校の自習室は静かで、何より周りには自分と同じ医学部受験生がたくさんいます。そして、その自習室にいる人たちは、みな同じ目標に向かって努力しています。そんな環境に身を置いて勉強すれば、おのずと自分も刺激され、モチベーションも上がるのではないでしょうか。さらに、分からないことをすぐに聞きに行けるというのも大きなメリットです。

もちろん、朝から晩までずっと自習室にこもって、集中力を切らさずに勉強しなさいという意味ではありません。切りの良いところで、予備校近くの公園や道を散歩したり、図書室で医療に関する専門書や新聞などの資料を読んだり、同じ医学部受験生やチューターと会話をするのも良いリラックス方法と言えます。
自宅と違い、予備校であれば、リラックスタイムをダラダラ延長してしまうという心配もないでしょう。
受験勉強で怖いのは、勉強で疲れきってしまうことです。1年間のスケジュールをきちんと乗り切るためにも、自習室ではオン、家ではオフという切り替えが大切になります。