「医師になりたい」という強い気持ちが合格の分岐点

数多くの医学部受験で合格した人たちは、理想の医師像を心に描き、誰かに言われたからではなく、自分の意志で医学部を目指した生徒です。一言で言うと、医師になりたいという気持ちや信念を強く持った生徒が合格を勝ち取っています。

受験生には1年間という短い時間しかありません。途中で思うように成績が伸びず、スランプに陥ることもあるでしょう。難問にぶつかって挫折したり、勉強に集中できなくなったりと辛いことも多いはずです。そんな自分を励まし、時には追い込んでまで頑張れる原動力となるのは「医師になりたい」という強い信念ではないでしょうか。ですから、医学部合格を目指すなら、まずは「絶対医師になる」という強い気持ちを持ってください。

医学部受験のきっかけは、家庭の事情や保護者の勧めでも構いません。受験勉強を始めると決めた瞬間から、あなたが強い意志を持てば良いのです。もし、あなたが不安に感じているなら、早い段階から志望動機や自己PRやなどを文章にしてまとめておくことをお勧めします。

推薦入試や私立大学では、多くの学校が志望理由を願書などに書かせます。ところが、出願する時期は勉強も追い込みをかける時期のため、きちんと考える時間がなく、試験官に関心を持ってもらえるような志望動機が書けないことも考えられます。ですから、早い段階から志望動機を文章にすることで、自分の考えや意志がしっかりと固まりますし、出願間際になって慌てて志望理由を書きあげることもなくなるはずです。自分が何のために勉強をするのか、どうして勉強しないといけないのかといった目的が明確になれば、勉強の仕方がおのずと変わってくるものです。志望動機書の内容は、面接試験の時に質問されることもあります。

受験とは、自分に勝つことなのです。決して人を負かすことではありません。そして、自分に勝つために必要なものが、医師になるという強い信念。入試突破の心構えは、この一言に尽きると言っても過言ではないでしょう。

最短コースで合格を勝ち取る『合計点主義』

医学部受験をする人たちの目的は医学部に合格することです。全教科満点を目指すことでも、全ての科目で高得点を取ることでも、分からない教科をなくすことでもありません。得点が高い科目から低い科目まで全ての得点を合計して合格最低得点を突破していれば良いのです。
受験までの時間は限られています。その中で、全ての教科で満点を取ることを目標に勉強していたのでは、結局受験までに間に合わずに不合格になってしまいます。合格最低点を見据えて、得意な分野や点がとれる部分で得点を稼ぎ、なかなか点が伸びない教科やマニアックだけれど配点が少ない問題は捨てる。そんな戦略も必要となってくるのです。
受験生は不得意な教科があったり、捨てる問題を作ると不安になるものです。しかし、時間をかけても得点が伸びにくい教科の勉強に時間を取られるより、伸びる教科に集中して確実に点を稼いだ方が効果的と言えます。無駄なことに時間をかけるのではなく、効率よく合計点を稼げるようになることを目指すべきではないでしょうか。