自分が得点できているときは、ライバルも取れている

国公立大学を受験する学生には、センター試験の得点によって出願する大学を変更しようと考えている人も多いと思う。特にセンター試験で得点が取れたときには慎重になって欲しい。

センター試験の平均点が上がったとき、その平均点を引き上げているのは、医学部受験のボーダーラインとされる得点率85%付近にいる受験生だ。平均の得点率65%付近の人数に変化はあまり見られない。ということは、自分が得点を取れたときは、他のライバルも取れていると考えたほうがいい。

最も気をつけなければならないのは、センター試験の平均点が少し下がったにも関わらず、自分が得点を取れているときで、気を大きくせずに慎重になってもらいたい。安易にセンター逃げ切りできる配点比率の大学を狙うと痛い目に合う可能性もある。

センター試験と二次試験の比率で志願者数が変わる

国公立医学部のセンター試験で注意したいことには二段階選抜の有無もある。二次の配点比率が高い大学には志願者数が集まりがちだが、逆転を狙っても、一段階の時点で不合格となってしまったらそこで終わってしまう。信州大学では今まで実施されていなかった二段階選抜を7倍で実施するので注意してもらいたい。

2015年度でセンター試験と二次試験の比率に変化のあった大学を一部紹介すると、千葉大学がセンター試験:二次試験の比率が900:1000から400:1000に変更となっているので注意してもらいたい。今まではセンター試験逃げ切りも視野に入ったが、二次試験重視となり、志願者数も増えると思われる。二段階選抜を今年から行う信州大学も「英語、数学、小論文、面接」だった二次試験に化学を追加し、配点がセンター試験:二次試験の比率が450:400から450:500に変更となった。科目数の増加もあり、二次試験で逆転を狙って志願者が増えると予想される。