国公立医学部を目指すにあたって

国公立大学を目指す人は、とにかく科目数が多い。基礎学力を付けたあとは、過去問演習に入り、11月末からはセンター試験対策もしなければならない。私立医学部専願の人とは違い、そこには国語や社会も必要になってくる。センター試験が終わったらすぐに私立医学部の本試験、続いて国公立二次試験が待ち構えている。

ここで大切になるのは、体力と気力だ。気持ちが折れたときに全てが終わってしまう。

過去問演習の記述式問題では必ず添削を

基礎学力を定着させてから、過去問演習に進むのは私立医学部専願の人と同じだが、国公立医学部二次試験は記述式がメインなので、その訓練を積みたい。例えば数学であれば、解法でひとつ説明文が抜けただけで減点とされてしまう。その数点が合否を分ける。数学でも英語でも理科科目でも、記述問題を解いたら学校や予備校の先生に必ず添削をしてもらおう。つまずいた箇所に関しては、参考書や問題集で類題を解いていく。間違えた過去問は時間をおいて3回は解き直したい。

センター試験対策

センター試験はマーク式で国公立二次試験とはまったく趣を異にするのは、知っての通りだ。センター対策をしている間は、二次試験対策から離れてしまうことになる。しかし、センター試験に失敗してしまうと国公立医学部合格は格段に難しくなる。11月末くらいの時期が来たら、思い切ってセンター試験対策にシフトしたい。

過去問を制限時間を守って解くことで、リズムをつかんでいく。センター試験は過去問演習だけでは対策が足りない時代にもなっているので、つまずいた箇所に関しては、もう一度教科書や参考書を見直して、抜けを徹底的に潰していこう。国公立医学部のセンター試験ボーダーラインは得点率85%だ。

センター試験後の気持ちの切り替え

センター試験後に平均点が発表されるが、平均点を左右するのは得点率85%付近の人数で、平均とされる65%付近の人数は毎年変わらない。自分が点数を取ることができたら、ライバルも得点できていると考えたい。

考えたくないことだが、センター試験で失敗してしまったときは、即座に私立医学部対策にシフトしたい。この気持ちの切り替えが「医者となる」という最大の目的を左右することを肝に銘じて欲しい。