まずは基礎学力を養う

過去問演習に出来るだけ早く取りかかることができれば、それに越したことはないが、基礎学力が定着していない状態での演習は意味を成さない。過去問に手を出す前に各教科の基礎固めが必要だ。英語なら、単語と文法の習得(詳しくは「医学部合格のための英語勉強法」参照)、数学なら微分積分までを一通り終わらせ、その計算を体に定着させるまで(詳しくは「医学部合格のための数学勉強法」参照)、理科教科に関しても知識の蓄積とその定着が必要となる(詳しくは「医学部合格のための生物・物理・化学の勉強法」参照)。

私立大学の傾向を知る

基礎学力がついたら過去問演習に移る。私立大学の場合、学校によって出題の傾向と難易度がかなり違う。特に難しい問題というわけでもないのに、肌に合わない問題というものもあるだろう。「この大学に入りたい」という気持ちも大切だが、「医者になること」を第一の目標とするならば、色々な医学部の過去問にあたりながら、自分に合った出題をしてくる医学部を見つけてみよう。

医学部入試は他学部よりも試験時間が短く、問題数が多い。大学ごとの設問には傾向がある。どこにどのような難易度の高い、または答えづらい設問が置かれ、このような問題には手をださずに飛ばしたほうがいい、ということまで過去問演習の中で掴んでいきたい。

つまづいた部分に関しては、参考書や問題集で類題を解くと共に、時間をおいて3回は解き直したい。

受験大学の選定

毎年6月~7月になると、各私立大学医学部の募集要項の配布が始まる。要項が出揃うのは12月。そして出願となるが、私立医学部の難易度を左右するのは志願者数だ。日程が他大学と重なっていて、かつ大学所在地でしか試験を行わない大学は注目すべき。二次試験の日程まで把握して、志望校の選定をしたい。この選定作業も医学部合格の秘訣となる。