医学部受験はモチベーションが命

医学部受験生は科目数も多く、小論文・面接の対策も必要になる。特に国公立を目指している受験生は、センター試験もあり、センターが済めばすぐに私大入試を迎える。高いモチベーションがなければ1日長時間に及ぶ受験勉強を継続することはできない。体力もそうであるが、心が折れてしまったらそこで終わってしまう可能性だってある。それではどうやってモチベーションを保てばよいのか。そのヒントをいくつか紹介したい。

① なぜ医者になりたいのか明確にイメージする

例えば「国境なき医師団で貢献したい」、「地域医療に取り組んで画期的な在宅医療サービスを確立したい」など、具体的に医師になったときの自分をイメージする。目標が見えるとそれに向かって頑張ろうという強い気持ちが湧く。

② 勉強したノートは取っておく

努力と数字が結びつかないときはままある。そういうときは今まで積み重ねて来た勉強の痕跡を振り返ってみる。積んであるノートの冊数が自分が積み重ねてきた勉強だ。「こんなにやったのだから、もう少しやってみよう」「まだまだ足りないからがんばろう」と考えてみる。

③ 読書を通して興味を持つ

具体的には読書をしてみる。講談社「ブルーバックス」シリーズなど、サイエンスの読み物は学習にも直結する。また、各出版社から出ている新書の中から現代の医療問題についてやその周辺のテーマを探してみるのもいい。新書は鮮度が命のところがあって、最新のテーマについても情報が得られるはずだ。

小説で息抜きをしてもいい。できれば小論文に直結する古典か純文学、興味を引きつけるための医療をテーマにした小説が良い。いま医療を扱ったエンタテインメント作品は花盛り。エンタテインメント作品も綿密な取材から書かれているものが多く、患者サイドの心理を浮き彫りにした小説も多い。遠藤周作「海と毒薬」から入っても良いだろう。

④ オープンカレッジなどに足を運ぶ

具体的にイメージすることはモチベーションを上げる。オープンカレッジや入試説明会に実際に足を運んで、そこに通う自分をイメージする。住んでいる場所から近い大学なら、そこまで足を運んで大学を見てみよう。敷地内に入れるのなら、入ってみよう。