数学で非受験時代に現役生受験のためにやっておきたいこと

公立高校に通う高校3年生は受験のギリギリまで教科書が終わらない。しかしそれでは現役合格には間に合わない。数学は高校3年生の夏休み前までに教科書をひととおり終わらせた状態にしておくことが必須だ。なぜならば現役生にとって唯一と言っていい、まとまった時間のとれる夏休みに微分積分の計算演習を体に覚え込ませなければいけない。それには1ヶ月程度の時間を要するからだ。微分積分での計算はその先の応用問題を解く上でも必要になってくる。

微分積分の解答は医学部合格を左右する。

微分積分が身に付いたら

微分積分が身に付いたら過去問演習を行う。できなかった問題は、3日後、1ヶ月後、3ヶ月後と3回は解く。また、問題集から類題を探し、解いてみる。

数学は解答が出るとそれで満足してしまう傾向にあるが、解答に至るまでの過程をおろそかにしないこと。記述問題は、学校や予備校の先生に添削してもらう必要がある。例えば、国公立医学部の二次試験だと計算途中の説明文が一文抜けるだけで減点となってしまう。その減点数点で合否がわかれることを強く自覚しよう。

センター試験対策もぬかりなく

2015年は新課程への移行があり、難易度は高くならないと予想されているセンター試験だが、対策はぬかりなく。多くの受験生が過去問を中心に11月末あたりから対策に入ると思うが、最近のセンター試験の傾向をみると過去問演習だけでは足りなくなってきている。それが顕著に表れているのがベクトルの分野だ。国公立の二次試験レベル程度の理解力を要する問題が出題されている。マーク模試なども見直し、つまずいたところは分野自体の理解力を高めるような学習を心がけよう。

直前期の数学の学習法と本番

直前期は過去問を中心とした学習になるが、広く手を出さずに今までやってきた反復学習を繰り返す。

医学部の数学は問題数は同じにもかかわらず他の学部よりも制限時間が短いことがある。試験当日に問題が配られたら、まずは全ての問題をざっと見て、手を出しやすいところから攻めていくこと。うまい取捨選択が医学部合格のカギになる。