英語の苦手を克服するシナリオとは?

医学部受験では英語の得点はどうしても欲しい。しかし、苦手意識を持っている学生も多いはずだ。漠然と英文と向き合っているのでは、苦手意識は膨らむばかりだ。そこでひとつのシナリオを提示したいと思う。

「単語の取得→文法の理解→長文読解と記述」。

単語対策とそれに伴う記述力アップについて、長文読解については、下にその手法について述べる。それでは文法についてはどうとらえれば良いのだろう?

文法は文字通りルールで、数学で言えば公式だ。公式は覚える他ない。英語だから身構えてしまうのであって、公式だという理屈を納得すれば取り組むことが苦痛ではなくなるのではないだろうか。

単語の数が英語力に直結する

英語は単語の数が力に直結する。単語を軽んじずにしっかりと身につけたい。具体的にはCD付属、または別売りの単語集を使う。1日30分から1時間、そのCDを聞きながら例文を音読する。それを毎日継続的に行う。この「音読」するということが重要で、音読というアウトプット行為によって、効率的に記憶していくことが可能になる。また、音読はおろそかになりがちな、発音・イディオム対策にもなる。例文を覚えることにより記述問題の対策にもなる。

やみくもに単語を増やせと言っているのではない。例えば医学部受験では、医学系の英単語が長文中に出て来ることがあるが、医学部用語集のような物を購入してそれを覚える必要はない。過去問演習をしていく過程で医学系の知らない単語に出会ったら、抜き出して単語帳にまとめる。その程度で対応は十分だ。

長文読解にも有効な音読

音読は長文読解対策にも有効な手段だ。長文読解に関する参考書や問題集を購入するときは、CD付きのものを購入しよう。これも単語と同様、1日に時間を決めてCDを聴き、音読することを繰り返す。

長文対策をしたいと思ったとき、何から手をつけていいのかわからない人も多いのではないだろうか? 自学自習している人は、過去問から触れてみよう。過去問を解くなら、やみくもに取り組むのはもったいない。同時に傾向の対策もしよう。

大学の設問の作り方には傾向がある。まず全体を見て、どこにどんな種類のどんな難易度の問題があるのかを確認し、自分の得意不得意分野がどこに位置するのかも確かめよう。それによって、どの問題から手をつけるかを見出していく。