集団討論では何を評価されるのでしょうか。主な5項目について解説します。日常的な会話でも十分に訓練できることです。5つの項目を頭の隅におきながら、他者との会話をしてみてください。その会話を楽しめるまでになれば、5つの項目は身に付いたと言えるでしょう。

1. コミュニケーション能力

目的に合った内容をわかりやすく説明する力、他の発言者の発言内容を聞き取り理解する力、問題点を共有しお互いの共通の目的に向かって課題を解決していく力などが必要とされます。
自分の意見に固執せず、他の発言者の意見をくみ取り活かす、柔軟な思考が要求されます。

2. 協調性

良い雰囲気作りが要求されます。討論は口げんかの場ではありません。常にグループの他のメンバーの立場になって考え、自分の立ち位置を把握し、いち早く役割を見つけてそれを果たす力が必要です。

3. 段取り力

試験では必ず与えられた時間内に与えられた命題について回答を出さなければなりません。そのために必要なのは行動力です。行動力とはやみくもに発言することではなく、問題発見力と問題解決力のこと。何が必要かを考え、その優先度をつけてスムーズに討論を進めます。

4. 論理的思考力

出題されたテーマを分析し、最終的に対応策を導き出すまでの過程は重要です。そのテーマの現状をまずは共有し、そのような状況にいたった背景や原因を考える。そして、その問題が将来に及ぼすであろう影響について考えて、最後に対応策を導き出します。

5. 医系関係業界に対する興味関心

これは一夜漬けではどうにもならないことです。日々、新聞を読むなどして医療関係記事を中心に情報収集を怠らないようにしましょう。その際に、ただ読むだけでなく、問題点や自分の主張なども考えるように習慣づけてください。

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会場の雰囲気作りも必勝法

会場にいる他の受験生はライバルですが、集団討論では仲間でもあります。協調性は面接官が見ているポイントのひとつなので、他の受験者と試験会場に入る前からコミュニケーションを取っておくのが吉。自分の緊張感もほぐすことができます。また、あまり心配しなくても、自然にそのような雰囲気になることが多いようです。